法人化のメリット

法人化のメリットについては、すでに多くの書籍やホームページ等で情報は語りつくされている感はありますが、以下に簡単にまとめたいと思います。

 

税金面のメリット

法人化による最大のメリットは税金面といえるでしょう。一つは税率の問題です。法人の場合、基本的に、法人税の税率は一律です。個人事業の場合、所得税は超過累進税率で課税されます。その結果、現在の税制において、所得税の最大税率は法人の場合を上回ります。したがって、年間所得がある程度見込める場合は会社を設立したほうが節税の面で有利だと言えます。また、それ以外に、給与所得控除の利用や経営者の退職金を必要経費にできる等、節税方法の幅が広がります。

法人化による代表的なデメリットとして、所得が赤字でも法人住民税を支払わなければいけない、交際費が全額経費にならない等、いくつか挙げられますので、メリットとデメリットを比較考慮したうえで、法人化が必要かどうか検討することになります。

 

経営面のメリット

法人化による最大のメリットは社会的信用の向上でしょう。法人によっては、法人でないと取引を行わないという場合がある場合もあるように、一般的に、個人事業よりも会社のほうが、取引先や金融機関からの信用度が高いと言えます。また、人を雇うことを考えた場合も、会社のほうが優秀な人材を獲得しやすいでしょう。
経営面の代表的なデメリットとして、会計・税務関係の事務負担が増加する、税務調査が入りやすくなる等は挙げられますが、そのようなコスト面を除いた、法人化による対外的メリットは大きいと言えます。